
作品概要
- タイトル:『ダメスキル【自動機能】が覚醒しました~あれ、ギルドのスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?~』(10)
- 著 者:原作:LA軍/作画:中島零/キャラクター原案:潮一葉/ネーム原案:赤衣丸歩郎
- 出 版 社:講談社
- 連 載 誌:「マガジンポケット」
- 既 刊:既刊10巻(2025年7月9日発売)
- 次巻予定:未定
あらすじ
15歳の少年クラウス・ノルドールは、教会で授かった珍しいユニークスキル【自動機能(オートモード)】を与えられます。ところが実際は「自動で家に帰れる」など実用性に乏しく、ギルドのスカウトにも“いらない”と酷評されてしまいます。しかし、クラウスはそのスキルに潜む真の能力を次々と覚醒させていきます。自動移動で未知の地を踏破し、自動資源採取で希少素材を入手、自動戦闘で強敵を打ち倒すなど、普通の冒険者では考えられない進化を遂げます。底辺から始まりながらも、ギルドや周囲の評価をひっくり返していくクラウスの逆転劇は、異世界ファンタジー初心者でも入り込みやすく、努力と奇跡の融合に心が揺さぶられます。読みやすいテンポと明快な成長描写で、一気に世界観に引き込まれるでしょう。
最新刊(第10巻)の見どころ
第10巻では、ついにクラウスがかつての仲間・シャーロットを救出するため、ダンジョン「仄暗き地底湖」へ突入。そこには異常な魔獣・ギガント・スネイル・クラーケンが出現し、“魔獣暴走(スタンピード)” が起こっています。圧倒的な敵、クラーケン相手に「自動機能(オートモード)」が通じるのか? これまで“ダメスキル”と思われていた能力が、逆転の鍵を握る展開が待っています。クラウスの成長と緊張感、仲間への思いが高まり、感情の揺れと驚きのある展開が濃密に描かれています。
まとめ
異世界・成り上がりファンタジーの中でも、主人公のスキルが一見無用ながら“使える”と気づく逆転パターンがクセになります。クラウスの淡々とした成長と、仲間を思う熱い心情描写が心に刺さります。ギルドやライバルがどう評価を変えていくかも見どころ。入門しやすいジャンルで、キャラクターの魅力と世界観が簡潔に伝わる構成が◎。
🔎異世界・バトル漫画好きならこちらも注目!
『『ダメスキル【自動機能】が覚醒しました~あれ、ギルドのスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?~』(10)』を楽しめた方には、同じく異世界・バトル漫画の枠組みで描かれた注目作もぜひチェックしていただきたいところです。



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