
リコリス・リコイル
著 者:アサウラ氏/イラスト:いみぎむる氏
出版社:KADOKAWA
ラノベ:全1巻(2025年2月時点)
漫 画:既刊6巻(2025年2月時点)
その他:「リコリス・リコイル」は、TVアニメのオリジナル作品。アニメ放映後に、小説や漫画が刊行。アニメを中心に大人気作品となった。
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超個人的な感想!
1. 基本情報
- タイトル:リコリス・リコイル
- ジャンル:アクション / サスペンス / ガンアクション / 日常系
- 放送年・話数:2022年7月~9月、全13話
2. あらすじ
犯罪を未然に防ぐ秘密組織「DA(Direct Attack)」は、少女たちをエージェント「リコリス」として育成し、都市の平和を影から支えている。その中でもトップクラスの実力を持つ「リコリス・井ノ上たきな」は、ある事件をきっかけにDAを離れ、カフェ「リコリコ」へと異動させられる。そこで彼女を迎えたのは、明るく自由奔放な天才リコリス・錦木千束だった。
性格も戦闘スタイルも正反対の二人は、カフェの仕事をこなしつつ、依頼人のトラブルを解決していく。やがて彼女たちはDAの秘密や、自分たちの存在意義に直面することになる——。

3.主要キャラクター紹介
錦木千束(CV:安済知佳)
- 声優:安済知佳(
- 性格・特徴:明るく天真爛漫な性格だが、銃弾を避ける超人的な回避能力を持つ天才リコリス。「殺さない戦闘」を貫き、特殊な弾丸を使って敵を無力化する。ある秘密を抱えており、その運命が物語の核心に関わる。

井ノ上たきな(CV:若山詩音)
- 声優:若山詩音(
- 性格・特徴:冷静沈着で真面目な性格。DAでは優秀なリコリスだったが、ある行動が原因で左遷される。千束との出会いにより、感情を表に出すようになり、考え方も変わっていく。精密な射撃能力と、戦闘スキルが非常に高い。

ミカ(CV:さかき孝輔)
- 声優:さかき孝輔(さかき こうすけ)
- 性格・特徴:カフェ「リコリコ」のマスターであり、千束の育ての親。千束の過去を知る重要人物。

クルミ(CV:久野美咲)
- 声優:久野美咲(くの みさき)
- 性格・特徴:天才ハッカーであり、リコリコの裏方を担当。小柄で幼い見た目だが、非常に博識であり情報収集に長けている。

吉松シンジ(CV:上田耀司)
- 声優:上田耀司(うえだ ようじ)
- 性格・特徴:物語のキーパーソンであり、千束の運命を握る謎の男。彼の行動が千束とたきなの関係にも大きな影響を与える。

4. 世界観・設定解説
『リコリス・リコイル』の世界は、一見平和に見えるが、実際には秘密裏に治安維持活動を行う組織が暗躍している。都市の平和は「DA(Direct Attack)」と呼ばれる組織によって守られており、彼らは少女エージェント「リコリス」を育成し、犯罪を未然に防いでいる。リコリスは普段は普通の女子高生のように振る舞うが、裏では高度な戦闘訓練を受け、都市の安全を守るエリートエージェントである。
物語の中心となる「喫茶リコリコ」は、表向きは普通のカフェだが、実際にはDAとは異なる独自の依頼を受けて活動している。ここでは、千束や”たきな”といったリコリスが働きながら、一般市民の悩みを解決するなど、表社会と裏社会をつなぐ重要な役割を果たしている。作中では、都市の治安を影から支えるリコリスたちの活動や、それを取り巻く組織の関係性が丁寧に描かれており、視聴者に深い没入感を与える。
5. 魅力的なポイント
千束とたきなのバディ関係
千束とたきなの関係性は、本作の核となる要素だ。自由奔放で感情豊かな千束と、規律を重んじるクールなたきなは対照的な性格を持つが、共に過ごす時間の中で次第に互いの影響を受ける。千束の影響でたきなは感情を解放し、千束もまたたきなを頼るようになっていく。二人のやり取りにはユーモアがありながらも、深い絆と信頼が感じられる。後半では千束の命をめぐる展開が二人の関係をさらにドラマチックなものへと昇華させ、最終話まで目が離せない。

スタイリッシュなガンアクション
本作のアクションは非常にスタイリッシュで独自性がある。特に千束の「銃弾を避ける戦闘スタイル」は、従来のガンアクションとは一線を画す。スローモーションを駆使した演出や、ダイナミックなカメラワークが見事に映像美を引き立てている。また、たきなの精密な射撃と千束の柔軟な動きが対照的に描かれ、それぞれの戦闘スタイルの個性が際立つ。シリアスな戦闘だけでなく、ユーモラスなシーンとの緩急も絶妙で、飽きることなく楽しめる。

予想を覆すストーリー展開
物語は明るい日常系の雰囲気から始まるが、次第にシリアスな展開へと進んでいく。千束の過去やアラン機関の陰謀が明らかになるにつれ、物語の緊張感が増していくのが特徴的だ。特に中盤以降は、視聴者の予想を裏切る展開が多く、次の話が気になる仕掛けが巧みに施されている。千束の命のタイムリミットが迫る中、彼女の信念と”たきな”の覚悟が試されるクライマックスは圧巻で、感動的な結末へとつながる。

6. 作画・演出・音楽の特徴
作画:本作の作画は「A-1 Pictures」が担当しており、動きの滑らかさと美しい背景美術が特徴的だ。特に戦闘シーンではキャラクターの動きを丁寧に描写し、リアルな動作やスピード感が伝わるよう工夫されている。また、細かい表情の変化や日常シーンの作画にもこだわりが感じられ、視聴者の感情移入を促している。
演出:『リコリス・リコイル』は、緩急のある演出が魅力的な作品だ。日常シーンではカフェの温かみを感じさせる柔らかい色彩と構図が用いられ、戦闘シーンではシャープなカメラワークとスローモーションを活かしたアクションが際立つ。キャラクターの心情を反映した演出も多く、ストーリーの緊張感を高めている。
音楽:音楽は作品の雰囲気に合わせた幅広い楽曲が用意されている。オープニングテーマ「ALIVE」(ClariS)は疾走感があり、物語のアクション要素を強調。エンディングテーマ「花の塔」(さユり)は、作品の切なさを際立たせる楽曲で、余韻を残す仕上がりになっている。BGMもシーンに応じて使い分けられ、視聴体験をより印象的なものにしている。
7. 原作との違い
『リコリス・リコイル』はオリジナルアニメとして制作されたため、厳密な意味での原作は存在しない。しかし、放送後にスピンオフ小説『リコリス・リコイル Ordinary days』が発売され、アニメ本編では描かれなかったエピソードやキャラクターのバックストーリーが補完された。特に、日常シーンや千束と”たきな”の関係性の深掘りがなされており、ファンにとっては重要な補完資料となる。
また、アニメとスピンオフ小説の違いとして、アニメではアクションシーンや緊張感のあるストーリー展開が中心なのに対し、小説ではより日常的なやり取りや、キャラクター同士の絆に焦点が当てられている。アニメではカットされたエピソードや、より詳細な心理描写が楽しめる点が特徴だ。
8. 評価・レビュー・感想まとめ
世間の評価
- 高評価のポイント:スタイリッシュなガンアクション、魅力的なキャラクター、緻密なストーリー展開が絶賛されている。特に、主人公・千束の「殺さない戦い方」が他のガンアクション作品とは一線を画しており、独自の魅力を放っている。
- 低評価のポイント:終盤の展開に対しては賛否が分かれる意見がある。特に、物語のクライマックスが駆け足だったという声や、一部の伏線が回収されなかった点が指摘されている。
※この記事の評価は、筆者がSNSの投稿やレビューサイトの意見をもとに整理したものであり、特定の作品や個人を中傷する意図はありません。
個人的な感想
『リコリス・リコイル』は、めちゃくちゃ良かった!
最初は「よくある美少女ガンアクション系かな?」と思ってたけど、見始めたらあっという間に引き込まれた。特に千束と”たきな”のバディ関係が最高!最初はクールだった”たきな”が、千束の影響でどんどん感情豊かになっていくのが微笑ましくて、気づいたら二人の成長を全力で応援してた。
戦闘シーンの作画もキレッキレで、千束の「銃弾を避ける」戦い方がめちゃくちゃスタイリッシュ。派手なアクションだけじゃなく、しっかりしたストーリーとシリアスな展開もあって、最終話までずっと面白かった。
あと、音楽も神がかってた!ClariSのOP「ALIVE」は疾走感抜群で作品の雰囲気にピッタリだし、ED「花の塔」はエモすぎて聴くだけで泣ける。キャラ、アクション、ストーリー、音楽、全部が高クオリティで、2022年のベストアニメの一つだと思う!これは絶対に続編やスピンオフを期待したい!!

アニプレックス チャンネル 公式YouTubeチャンネルより引用
9. 関連作品・似ているアニメ
1.『プリンセス・プリンシパル』(スチームパンク×スパイ×少女たち)
共通点: 『リコリス・リコイル』と同じく、少女たちが国家の陰で暗躍するスパイ組織に所属し、ミッションを遂行する物語。キャラクターごとに異なる戦闘スタイルや個性が際立ち、チームの絆が深まる過程が魅力。独特なスチームパンク世界観と、巧妙なスパイ戦が特徴。

2.『ブラック・ラグーン』(クールなガンアクションとシリアスなストーリー)
共通点:スタイリッシュな銃撃戦と、善悪の境界が曖昧な世界観が共通している。千束の「殺さない戦い方」に対し、本作のレヴィは徹底した実戦主義で、対照的なアプローチが面白い。重厚なストーリーと迫力ある戦闘シーンが見どころ。

3.『ノワール』(暗殺者×少女バディもの)
共通点:少女二人がバディを組み、暗殺者として活動するという点で共通。記憶を失った少女と冷静沈着な相棒という構図が、千束と”たきな”の関係性と似ている。静かで美しい雰囲気と緊迫した戦闘シーンが特徴で、『リコリス・リコイル』の雰囲気が好きな人には特におすすめ。

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10. 今回ご紹介したアニメの書籍関係
ライトノベル
漫画・コミックス
作品概要にて紹介した漫画・コミックスはコチラになります。
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13.主題歌等音楽関係
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【OPテーマ】
曲名:「ALIVE」
歌手:ClariS
アニプレックス チャンネル 公式YouTubeチャンネルより引用
【EDテーマ】
曲名:「花の塔」
歌手:さユり
アニプレックス チャンネル 公式YouTubeチャンネルより引用
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