
坂本ですが?
著 者:佐野菜見氏
出版社:KADOKAWA
ラノベ:なし
漫 画:全4巻(2025年2月時点)
その他:2013年1月単行本第1巻発売直後から注目を浴び、「ダ・ヴィンチ」7月号では「上半期BOOK OF THE YEAR」男性マンガ部門 第1位に選出された。2013年12月「このマンガがすごい!2014」にて、オトコ編第2位を獲得。
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超個人的な感想!
1. 基本情報
- タイトル: 坂本ですが?
- ジャンル:学園、ギャグ
- 放送年・話数:2016年4月~7月、全13話(未放送ストーリー含む)
2. あらすじ
県立学文高校1年2組に転入した坂本は、その登場と同時に学校中の話題をさらう存在となる。 彼は容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群、さらには礼儀正しく、どんなことでもクールにこなす完璧超人。 その振る舞いは、まるで芸術作品のように精緻されており、周囲の人々を魅了してやまない。
しかし、その完璧さゆえ、クラスや上級生の一部から嫉妬を買い、彼を陥れようとする者も現れる。 不良グループによる陰湿ないたずらや警戒、さらには教師や保護者の保護や圧力も坂本の前に立ちはだかるが、彼はそれら全てを華麗に、一見スタイリッシュに切り抜けてしまう。
学園内の出来事に留まらず、時にはアルバイト先でのトラブル、恋愛に絡むドタバタ劇、さらには学校の教師や保護者を巻き込む不安まで、彼の前には様々な困難が立ちはだかるが、全てスタイリッシュに解決していく。

3.主要キャラクター紹介
坂本(声:緑川光)
- 声優:緑川光
- 性格・特徴::クールでスタイリッシュな高校生。学業、スポーツ、家事などすべてにおいて完璧で、その行動は周囲を驚かせる。謎めいた部分も多く、下の名前や家庭環境などは明かされていない。

久保田吉伸(声:石田彰)
- 声優:石田彰
- 性格・特徴:坂本のクラスメイトで、内気でいじめられがちな少年。 坂本との出会いをきっかけに自信を持ち始め、成長していく。

あっちゃん(声:杉田智和)
- 声優:杉田智和
- 性格・特徴:クラスの不良グループの一人。最初は坂本を敵視していたが、やがて彼の人間性を認め、友人となる。

8823先輩(声:遊佐浩二)
- 声優:遊佐浩二
- 性格・特徴:2年生の不良グループのリーダー。坂本に対抗心を抱くが、彼の実力を認め、良きライバル関係となる。

4. 世界観・設定解説
物語の舞台は、県立文学高校という普通の公立高校です。特別な能力や超常現象は登場せず、日常の中で坂本が見せる非凡な行動や発想が物語の中心となっています。
5. 魅力的なポイント
スタイリッシュなギャグ
『坂本ですが?』の最大の魅力は、坂本の行動が常に予想の斜め上を行く、スタイリッシュすぎるギャグです。また、周囲の人々がそれに対してツッコミを入れることで、視聴者もより笑いやすくなっており、ギャグアニメとしての完成度を高めています。

個性豊かなキャラクターたち
本作は、坂本という無口ながらもカリスマ性のある主人公だけでなく、彼を舞台にしたキャラクターたちの個性も光る作品です。最初は反発していたもの、次第に坂本の魅力に気づき、知らずのうちに影響を受けて成長していきます。

意外性のあるストーリー展開
本作は基本的に一話放映型のエピソードで構成されていますが、何度も視聴者の予想を覆す意外な展開があります。教師の制止を風圧を計算して華麗に回避するシーンや、不良たちの嫌悪感に対して、彼らが想像もできないほどスタイリッシュな返しをするシーンなど、一つ一つのエピソードが工夫されており、短編一発ネタでは終わらない魅力がある。

6. 作画・演出・音楽の特徴
作画:『坂本ですが?』の作画はスタジオディーンが担当し、全体的に安定したクオリティを保っています。 特に、坂本のスタイリッシュな動きやポーズに重点が置かれており、どんな場面でも常に美しく映るように描かれているのが特徴です。また、コミカルな表情やギャグシーンにおけるデフォルメ演出も多用され、視覚的にも飽きさせない工夫が凝らされています。
演出:本作の演出は、坂本の完璧な動作を際立たせるカメラワークが特徴的です。 スローモーションやダイナミックなアングルを割り出し、日常の動作をまるでアクションシーンのように描く演出が多く見られます。例えば、坂本が風を味方につけるシーンでは、スローモーションをかけて、まるで映画のワンシーンのようにスタイリッシュな仕上がりとなっています。 また、BGMの入り方や、無音を踏まえた取り方も絶妙で、ギャグシーンをより考慮しています。
音楽:音楽面では、オープニングテーマ「COOLEST」この曲はジャズとロックを融合させたスタイリッシュな曲で、「坂本ですが?」を象徴するクールな一曲となっています。 エンディングテーマ「減らした日々にさよなら」(スネオヘアー)は、どこか切なさを感じさせるメロウなメロディーで、グッときました。また、劇中のBGMもジャズ調のサウンドが多用されており、坂本のスタイリッシュなキャラクターを際立たせる演出として機能しています。 特に、決めポーズやクールなシーンで流れるBGMが秀逸で、ギャグシーンでありながらも、まるでヒーローアニメのようなカッコよさを演出しています。
7. 原作との違い
原作は佐野菜見による全4巻の漫画で、アニメはその内容を忠実に再現しています。 なお、アニメでは一部エピソードの進行が変更されており、演出が強化されている部分があります。 また、アニメ第12話は熊本地震の影響で放送されず、Blu-rayにのみ収録されています。
8. 評価・レビュー・感想まとめ
世間の評価
- 高評価のポイント:特に、坂本のスタイリッシュな行動が「あり得ないのに納得できる」演出で描かれており、その突拍子もない発想が評価されています。さらに、緑川光の声優の演技も絶賛されており、坂本のクールさや謎めいた雰囲気を完璧に表現しています。
- 低評価のポイント:セリフ、本作のギャグのテンポやノリが合わないという声もあります。 坂本の超人行動に対するリアクションがワンパターンに感じられ、「同じような展開の繰り返し」という視聴者もいたようです。
※この記事の評価は、筆者がSNSの投稿やレビューサイトの意見をもとに整理したものであり、特定の作品や個人を中傷する意図はありません。
個人的な感想
最初に『坂本ですが?』を見たとき、「こんな完璧超人の高校生いるわけないだろ!」ってツッコミしてましたね。でも、そのありとても真剣に突き詰めているのが、このアニメの面白さなんだと思う。演出や声優の力もあり、かなりカッコよく見えてしまうのがすごい。
例えば、イスを取られても普通に座っているように見えるが、実は空気椅子でそのまま座っているとか、強風が吹いても颯爽とポーズを決めたり、「そんなわけある!?」と笑いながらも、結構納得してしまう不思議な魅力がある。
でも、このアニメの面白さは坂本のスタイリッシュな行動だけじゃなくて、周りのキャラがどんどん変わっていくところにもある。彼らは最初、坂本を競争相手として敵対視していたけど、最後にはどこか「こいつには敵わないな・・・」っていう尊敬の気持ちが見え隠れして、ちょっとほっこりするところもある。
このアニメは基本的に一話完結型のギャグだから、ストーリー性のある作品が好きな人にはちょっと物足りないかも。でも、それこそが『坂本ですが?』の良さでもあると思う。 彼の正体が分からないから、ラストでの「坂本の旅立ち」が非常に印象的に感じられ、後に「あの坂本がそろそろ、どんな風に生きてんだろう」って想像する楽しさもある。
全体を通して、頭を空っぽにして楽しめるし、何も考えずに笑いたいときにぴったりのアニメだった!日常系だけど、普通の日常アニメとは一味違う、スタイリッシュでシュールなギャグを求めている人にはぜひオススメしたい。

9. 関連作品・似ているアニメ
1.『男子高校生の日常』(男子高校生視点のシュールコメディ)
共通点: 『坂本ですが?』と同じく、男子高校生の日常をユーモラスに描いた作品。 ちなみに、坂本のような完璧超人は登場せず、高校生男子ならではのバカバカしくも共感できるシュールな笑いが魅力。

2.『斉木楠雄のΨ難』(超能力者視点の無双系学園ギャグ)
共通点:超能力を持つ主人公・斉木楠雄が、超極端な態度で周囲のトラブルを華麗にかわすギャグアニメ。 坂本のクールなスタイルと共通点が多く、主人公が無敵すぎて逆に笑える点が似ている。

3.『荒川アンダーザブリッジ』(常識人視点のカオスギャグ)
共通点:社会的エリートの青年が、橋の下で暮らす奇妙な人々と交流するコメディ作品。 坂本のように常識を超えたキャラクターたちが登場し、独特のギャグセンスが光る。 坂本のクールなキャラとは違うが、「ありえない世界を真剣に描く」という点で共通しており、シュールな笑いが好きな人にはおすすめ。

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10. 今回ご紹介したアニメの書籍関係
原作ライトノベル
※『坂本ですが?』のライトノベルはありません。
漫画・コミックス
作品概要にて紹介した漫画・コミックスはコチラになります。
11. アニメを沢山見ることができるおすすめ動画配信サービス
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13.主題歌等音楽関係
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【OPテーマ】
曲名:「COOLEST」
歌手:カスタマイZ
【EDテーマ】
曲名:「無くした日々にさよなら」
歌手:スネオヘアー
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