作品概要
- タイトル：ＣＡＴ’Ｓ ＥＹＥ 新装版（１）
- 著 者：北条司
- 出 版 社：コアミックス（ゼノンコミックス DX レーベル）
- 連 載 誌：元は『週刊少年ジャンプ』（1981〜1985年）
- 既 刊：新装版は全10巻の予定。現時点では1巻～4巻が刊行済
- 次巻予定：未定
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北条司の名作『ＣＡＴ’Ｓ ＥＹＥ』が、新装版として美しい装いで帰ってきました。サスペンスと恋愛が交錯する来生三姉妹の物語を、この機会にぜひ体験してみませんか？
初めて読む方はもちろん、懐かしさを味わいたいファンにもおすすめです。
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あらすじ
怪盗「キャッツ・アイ」は、美術品を狙う女怪盗集団。しかしその正体は、表向きは喫茶店「キャッツ・アイ」を営む来生（きすぎ）三姉妹、瞳（ひとみ）・泪（るい）・愛（あい）であった。夜の街を舞台に、三姉妹は父親が遺した美術コレクションを取り戻すため、各地の美術館や展覧会から狙いを定めて作品を略奪する。一方、それを追う警察側には、瞳の恋人である刑事・内海俊夫（うつみ としお）がいる。いつもあと一歩で逃げられてしまう俊夫だが、キャッツ・アイとの対決に情のやりとりも絡み、三姉妹と俊夫の関係は単なる敵味方を越えた複雑さを持つ世界観で展開する。
最新刊（第1巻）の見どころ
本シリーズの 第1巻（新装版） は、2025年9月20日に発売され、特別な初回特典として描き下ろしイラストカードが封入されています。新装版は従来版を刷新する形で、巻末に未収録エピソードや描き下ろしを加える予定が発表されています。第1巻では、三姉妹がキャッツ・アイとして動き始めるきっかけや、俊夫との出会い・対立の構図が描かれ、物語の基盤が精緻に再構成されています。従来ファンには懐かしさを与えつつ、新規読者にはすっと入りやすい構成になっており、随所で緊張感のある心理描写が映える。「新たな装いで、今宵あなたのもとへ」というキャッチフレーズ通り、洗練された装丁と改訂内容も見逃せない点です。
まとめ
北条司らしい、セクシーでスタイリッシュな画風と緻密なコマ割りが光り、怪盗 vs 刑事という張りつめた対立構図と、三姉妹それぞれの人間ドラマが読者を惹きつけます。初見の読者でも、キャラクターの動機や関係性を丁寧に描いているため、入り口として非常に優秀。既読者には、旧版の思い出を呼び覚ましつつ、新装版ならではの追加要素が楽しめます。
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『ＣＡＴ’Ｓ ＥＹＥ 新装版（１）』を楽しめた方には、同じく恋愛・サスペンス漫画の枠組みで描かれた注目作もぜひチェックしていただきたいところです。
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