
作品概要
- タイトル:大聖女は天に召されて、パン屋の義娘になりました。(1)
- 作 者:作画 七夕青/原作 久川航璃/キャラクター原案 香村羽梛
- 出 版 社:KADOKAWA(B’s-LOG COMICS)
- 連 載 誌:Comic Walker(ウェブ連載+コミックス化)
- 既 刊:既刊1巻(2025年7月1日発売)
- 次巻予定:未定
あらすじ
架空の王国で、祈りの力を持つ“聖女”を務めるアリィは、ある日、毒殺未遂に遭い、自ら死んだことに偽装して神殿を脱走。ずっと憧れていたパン屋で弟子として働き始めます。ところが、働いていたパン屋の息子こそ元近衛──アリィの元護衛だった青年でした。
さらに、毒殺事件の謎を追う王太子側近が神殿へ潜入。アリィは正体を隠しつつ、無自覚に聖女の癒しの力を発揮し、捜査に協力しながらおいしいパン作りに奮闘します。『聖女』×『パン屋』という意外な組み合わせが魅力。ミステリーと心温まる日常が融合し、キャラの魅力・世界観の構築ともにとても読みやすく、初心者にも優しいエピソード構成になっています。
最新刊(第1巻)の見どころ
第1巻では、アリィが聖女という立場からの解放によって“自分らしさ”を取り戻しつつ、パン屋での暮らしに楽しさを見出していく姿が描かれます。パン作りの描写は本当に美味しそうで、“食欲+ほっこり感”が強いです。また、元近衛である青年との再会は微妙な義兄妹感を出しており、関係性にも期待がふくらみます。毒殺事件の伏線も巧妙に散りばめられ、謎解きミステリーの性質も。感情と展開に変化があり、読み進める手が止まりません。
まとめ
パン作りや祈りの描写が丁寧で、美味しさと癒やしを味わえる一方、毒殺事件という緊張感も。聖女ゆえの無自覚チート能力がストーリーに程よい“ご褒美感”を与えてくれます。絵柄は柔らかく、キャラの表情や料理描写に温かみがあり、ファンタジー初心者・グルメ漫画好きにぴったり。読後は心がほっこりし、続刊が待ち遠しくなる作品です。
🔎グルメ・恋愛漫画好きならこちらも注目!
『大聖女は天に召されて、パン屋の義娘になりました。(1)』を楽しめた方には、同じくグルメ・恋愛漫画の枠組みで描かれた注目作もぜひチェックしていただきたいところです。



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