
天才王子の赤字国家再生術
今回ご紹介するのは、アニメ『天才王子の赤字国家再生術』です🌟
著 者:鳥羽徹氏/イラスト:ファルまろ氏
出版社:SBクリエイティブ
ラノベ:既刊12巻(2025年3月時点)
漫 画:既刊15巻(2025年3月時点)
その他:「次のヒット作はこれだ! 新作ラノベ総選挙2019」文庫部門では、3位を獲得。また、「このライトノベルがすごい!」の2019年版では、新作部門で4位を獲得。2024年11月時点でシリーズ累計部数は150万部を突破している。
『Amazonプライムビデオチャンネル』で、お気に入りの映画やドラマ、独占コンテンツを今すぐチェック!
超個人的な感想!
1. 基本情報
- タイトル:天才王子の赤字国家再生術
- ジャンル:ファンタジー、政治戦略、コメディ
- 放送年・話数:2022年1月~3月 / 全12話
2. あらすじ
小国ナトラ王国の若き王子・ウェインは、国を豊かにするどころか、売り払って楽な人生を送りたいと願っていた。しかし、彼の天才的な政治手腕と戦略が次々と成功し、国民からは名君として崇められることに。彼の腹心であり護衛でもあるニニムと共に、彼はどうにかして王国を売る方法を探し続けるが、思わぬ戦争や国際問題に巻き込まれていく。果たしてウェインは、自分の理想の“楽な人生”を手に入れることができるのか?

3.主要キャラクター紹介
ウェイン・サレマ・アルバレスト(CV: 斉藤壮馬)
- 声優:斉藤壮馬(
- 性格・特徴:ナトラ王国の若き摂政王子。天才的な知略を持つが、基本的に怠け者で、国を売ることばかり考えている。

ニニム・ラーレイ(CV: 高橋李依)
- 声優:高橋李依(
- 性格・特徴:ウェインの幼馴染であり、右腕として支える補佐官。冷静沈着だが、ウェインに対しては辛辣なツッコミ役。

フラーニャ・エルク・アルバレスト(CV: 千本木彩花)
- 声優:千本木 彩花(せんぼんぎ さやか)
- 性格・特徴:ウェインの妹で、優秀な王族としての資質を持つが、兄とは違い国を愛している。

ロウェルミナ・アースワルド(CV: 東山奈央)
- 声優:東山 奈央(とうやま なお)
- 性格・特徴:帝国第二皇女であり、表向きは温和で上品な美少女。男勝りな性格にウェインに匹敵する智謀を持つ野心家。ウェインとは対等に駆け引きをする数少ない人物の一人。

カルドメリア(CV: 能登 麻美子)
- 声優:能登 麻美子(のと まみこ)
- 性格・特徴:レベティア教の福音局局長。本来女性が要職に就くことが認められていないレベティア教で、権威ある福音局局長に上り詰めた切れ者の女性。

4. 世界観・設定解説
ナトラ王国は、雪深い辺境に位置する小国であり、資源が乏しく慢性的な財政難に陥っている。そのため、国を強くするためには巧みな外交や戦略が不可欠となる。ナトラ王国の周囲には、強大な軍事力を持つ帝国をはじめ、さまざまな国々が存在し、それぞれの国益を巡る駆け引きが日常的に行われている。特に、ナトラ王国と帝国の関係は微妙であり、友好と緊張の狭間で揺れ動いている。
この作品の特徴の一つは、政治と軍事戦略の巧妙な描写にある。主人公のウェインは、天才的な知略を駆使して戦争や外交を有利に進めるが、彼の本来の望みである「国を売って楽をする」という計画はことごとく失敗し、結果的に国はどんどん強くなってしまう。この皮肉な展開が物語の面白さを生み出しており、戦略ものとしても見応えがある。
5. 魅力的なポイント
逆転の連続!予想外の展開が面白い
ウェインは国を売り払うことで楽をしようとするが、彼の思惑とは裏腹に、天才的な戦略が結果的に国を繁栄へと導いてしまう。この皮肉な展開が物語の大きな魅力だ。彼の打ち出す策は、思わぬ形で成功してしまい、周囲の人々から名君として崇められることに。このギャップがユーモラスでありながらも、巧妙に張り巡らされた伏線があるため、先が読めないワクワク感も味わえる。

キャラクターの掛け合いが秀逸
ウェインとニニムの掛け合いは、テンポがよく、コメディ要素を際立たせている。冷静沈着なニニムが毒舌気味にウェインを叱責する場面や、二人の阿吽の呼吸で進む政治戦略は見どころのひとつだ。さらに、彼らを取り巻く各国の貴族や王族との駆け引きもあり、シリアスな展開になったかと思えば、突如として軽妙な会話劇へと変わる。そのバランスが絶妙で、キャラクター同士のやり取りだけでも十分に楽しめる。

戦略・戦術の面白さ
ただのコメディではなく、政治や戦争の駆け引きが緻密に描かれている点も大きな魅力だ。ウェインは天才的な判断力を持ち、外交戦略や軍事作戦を的確に展開する。帝国や他国との交渉では、巧みに言葉を操り、弱小国ながらも対等以上の立場を築き上げていく。その戦術の緻密さは、「もし自分がこの場にいたらどうするか?」と考えながら楽しめる要素となっており、戦略系の作品が好きな視聴者にとっては見応えがあるポイントとなっている。

6. 作画・演出・音楽の特徴
作画:キャラクターの表情や仕草の細やかな描写が特徴で、特にウェインの皮肉混じりの笑いやニニムの冷静かつ辛辣な表情が見どころとなっている。戦闘シーンの派手さは控えめだが、外交の駆け引きや緊迫感ある場面では、キャラクターの心理描写を引き立てる演出が施されている。背景美術も安定しており、中世風の建築や広大な雪景色が作品の世界観を深めている。
演出:作品の魅力である会話劇を最大限に活かすため、テンポの良いカット割りや適度な間を取った演出が特徴的。ウェインが策略を巡らせるシーンでは、映像にオーバーレイエフェクトが加わるなど、彼の知略を際立たせる演出が施されている。また、シリアスな場面とコメディパートの切り替えがスムーズで、ギャップを活かした面白さが際立っている。
音楽:OPテーマ「LEVEL」(梶原岳人)は、疾走感のあるメロディと力強いボーカルが印象的で、主人公ウェインの知略と波乱に満ちた物語を象徴している。一方、EDテーマ「ヒトリとキミと」(南條愛乃)は、穏やかなメロディと優しい歌声が特徴で、シリアスな展開の後に心を和ませるような役割を果たしている。背景の音楽も場面ごとの雰囲気を的確に捉えており、特に戦略シーンで流れる緊迫感のある楽曲が物語の臨場感を高めている。
7. 原作との違い
原作はライトノベルとして描かれており、アニメ版ではそのストーリーがテンポよく圧縮されている。特に序盤の展開はよりスピーディーになり、キャラクターの魅力を早く伝える構成になっている。一方で、原作にあった細かな政治戦略や経済描写は簡略化され、代わりにコメディ要素やキャラクターの掛け合いがより強調される形となっている。アニメ版は視聴者が入りやすいように工夫されているが、より深い戦略要素を求める人には原作の方が楽しめるだろう。
8. 評価・レビュー・感想まとめ
世間の評価
- 高評価のポイント:キャラクター同士の掛け合いがテンポよく、ユーモアが効いている点が魅力。また、政治戦略の緻密さや計算された展開が評価されており、作画も安定しているため視聴しやすい。
- 低評価のポイント:一部の政治描写が簡略化されているため、より深い戦略要素を求める人には物足りなく感じることがある。また、戦闘シーンの演出が控えめで、派手なアクションを期待するとやや物足りない印象を受ける。
※この記事の評価は、筆者がSNSの投稿やレビューサイトの意見をもとに整理したものであり、特定の作品や個人を中傷する意図はありません。
個人的な感想
この作品は、最初「国を売る王子の話?」と思って見始めたけど、まさかこんなにハマるとは(笑)
ウェインの天才っぷりが炸裂するのに、本人は楽をしたいだけっていうギャップが面白い。計画が裏目に出まくって国がどんどん強くなっちゃうのが、コメディとしても戦略ものとしても絶妙なバランス。
キャラも魅力的で、特にニニムのツッコミがいい味出してる。ウェインの策が成功するたびに「お前、わざとだろ!」ってツッコみたくなるけど、そこがまたクセになるポイント。あと、戦争や外交の駆け引きもなかなか深くて、軽く見れるのにしっかり頭を使う場面もあって飽きない。
ただ、戦闘シーンは控えめだから、派手なアクションを求めてる人にはちょっと物足りないかも。でも、政治戦略とか頭脳戦が好きなら絶対楽しめる!シリアスとギャグの切り替えも上手いし、サクッと見れるからオススメの一本!

NBCUniversal Anime/Music 公式YouTubeチャンネルより引用
9. 関連作品・似ているアニメ
1.『ログ・ホライズン』(政治戦略×ファンタジー)
共通点: 主人公が天才的な戦略家であり、限られたリソースの中で国や組織を運営していく点が共通。外交や経済の駆け引きが物語の主軸で、バトルよりも戦略に重点を置いた展開が魅力。

2.『まおゆう魔王勇者』(経済と戦略が絡む)
共通点:戦争や国政をテーマにしながらも、主人公が知略を駆使して世界を動かしていく点が類似。政治と経済の関係性を描きつつ、キャラクター同士の対話や駆け引きが見どころとなっている。

3.『ノーゲーム・ノーライフ』(天才キャラの駆け引きが魅力)
共通点:主人公が天才的な知能を活かし、頭脳戦で相手を圧倒する展開が特徴的。異世界のルールを活用しながら、巧みな戦略で逆転劇を繰り広げる点が本作と共通している。

6,000作品以上のアニメが見放題(深夜アニメを含む、新番組も多数配信中!)
10. 今回ご紹介したアニメの書籍関係
ライトノベル
漫画・コミックス
作品概要にて紹介した漫画・コミックスはコチラになります。
11. アニメを沢山見ることができるおすすめ動画配信サービス
最新のアニメから昔のアニメまで見ることができる動画配信サービスは「dアニメストア 」「ABEMA
」「DMMプレミアム
」「
Hulu」です。
※下記の各サイトの情報は2025年1月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
【お勧めポイント🎵】
・いつでも、どこでも、100,000本以上の作品が見放題。!
・インターネットに接続したテレビ、パソコン、スマートフォン、タブレットなどで視聴可能です。
・アニメ以外でも日米英ニュース、音楽、ドキュメンタリー、スポーツ等を楽しみたい方にもおススメです。
12. ライトノベルや漫画・コミックスの読み放題おすすめサービス
最新の漫画・コミックス・ライトノベルから昔の作品まで見ることができる読み放題サービスは「スキマ 」「DMMコミックレンタル!
」「
BookLive」「コミックシーモア」「イーブックイニシアティブジャパン eBookJapan 」です。
※下記の各サイトの情報は2025年1月時点のものです。キャンペーンや限定期間等、最新の詳細については各サイトにてご確認ください。
【お勧めポイント🎵】
・漫画、書籍、ラノベ、雑誌、写真集等幅広く取り扱い。
・全100万冊以上と豊富な取り揃え。
・漫画が最大50%OFFになる激安コーナーを常設中。
・漫画5,000冊以上がまるごと1冊無料で読める!
【お勧めポイント🎵】
・懐かしコミックから映画・アニメ化まんがまで13.6万冊以上配信!
・初回登録で7日間無料!
・読み放題フル:月々1,480円(税込)、読み放題ライト:月々780円(税込)
13.主題歌等音楽関係
最新の音楽からアニメや昔懐かしの音楽まで聴くことができる音楽サイトは「【レコチョク】」「
タワーレコード」です。
※下記の各サイトの情報は2025年1月時点のものです。キャンペーンや限定期間等、最新の詳細については各サイトにてご確認ください。
【OPテーマ】
曲名:「LEVEL」
歌手:やなぎなぎ × THE SIXTH LIE
NBCUniversal Anime/Music 公式YouTubeチャンネルより引用
【EDテーマ】
曲名:「ヒトリとキミと」
歌手:南條愛乃
NBCUniversal Anime/Music 公式YouTubeチャンネルより引用
【お勧めポイント🎵】
・J-POPの品揃えが豊富。最新曲から懐かしの名曲まで、欲しい曲が見つかる。
・1曲から買えて月額無料。
【お勧めポイント🎵】
・国内に70店舗以上を展開する、日本最大級のCDショップ
・タワレコでしか手に入らない特典付きアイテムあり!
コメント